僕はもう、完全にノックアウトされました
2007年 09月 30日
借りて来たDVDをiBookで再生して、寝る前にベッドの上で見てたんですよ。ま、それ自体は別に珍しいことでもないのですが、見終わってDVDを出そうとしたら出てこない!
「な、なにおぅ!」
とりあえずDVDは一週間レンタルなのですぐに返さなければならない訳ではないですけど、軽くパニック状態ですよ。
何度DVDの取り出しをしても、中で「ブリブリブリ」とモータが空回りするような音がするだけ。ちっともDVDが出てこない。で、またiBookさんはDVD取り出しを失敗したのを誤摩化すように、平気な顔でまたDVDをロードなさる。DVDをドライブに入れた時に、自動的にDVDプレイヤーが立ち上がる設定になってたので、取り出しをするたびにモータが空回って、プレイヤーが起動される。「テメ、そっちがその気なら……」ってんで、環境設定でDVDプレイヤーを立ち上がらないように設定して、「こっちも本気出すかんな」と、本腰入れてDVD取り出しを試みる。
コマンド+E、ブリブリブリ。fn+F12、ブリブリブリ。ファインダーから取り出しのマーク、ブリブリブリ。メニューから「取り出し」、ブリブリブリ。DVDスロットの入り口にある変なビロビロのホコリよけの向こうで、DVDが回ってる気配はするものの、一向に外の世界においでになられない。
速攻連打でfn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12。
ブリブリブリブリブリブリ、ブリ、ブリブリブリ、ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ。
若干息切れしながら、「ま、まだまだこれからだぜ。そろそろ俺の本気を見せてやるかんな」と、ちょっとデジャヴなセリフを吐きつつ、グーグルさんに相談する。
「あ、あのね。僕のiBookに入れたDVDが取り出せないの」
「イジェクトとかはやってみたんだね?」
「うん」
「じゃぁアップルの公式サイトにある、トラブルシューティングのページを見れば良いよ」
そんなわけで、僕は公式サイトのサポート情報を読みつつ、今まで試したことをもう一度きれいに全部再トライしつつ、さらにトラックパッドのボタンを押しながら再起動したり、どっかとなにかのキーを押しながらまた再起動かけたり、PRAMのなんちゃらをリセットし、アレモードのなんとかメニューでコマンド叩いてあれこれしたり、無駄なあがきをしばらく続けた。
そうこうしてる間に、DVDの返却期限が気になってくる。
「ねぇー、ドラえも……じゃない、グーグルさん。他になんかないの?」
「しょうがないなぁ。パラパパッパパー。じゃぁ、海外のMac愛好家サイトから、こんなページはどう?」
−−私は、私のiBookが消化不良を起こしたDVDを吐き出させるために、Macジーニアスショップのスタッフに私が最も頭を悩ませているiBookを持っていった所、財布を取り出した店員がカードをスロットに挿入し大げさで厳格な表情で左右に動かすのを目の当たりにした。店員は久しぶりに外界に登場した私のDVDを私に手渡し、「家で試してはいけませんよ」と笑顔で言った。(翻訳:TOMAKI)−−
「なるほど、そんな手があるのか……」
さっそく、名刺やパスネット、ポイントカードやクレジットカードなど、手当たり次第にDVDスロットに突っ込んでみるも、あまり効果なし。「残金が足りないから、ダメなのかなぁ?」と、明らかに方向性の違う問題に頭を悩ませられるほど行き詰まり、とうとうブリブリブリの音に混じって、ガリゴリと嫌な音がするようになってきた時点で僕は穴にいろんなものを突っ込むのを止め、静かに諦めの笑みを浮かべつつ「ま、負けたぜ。お前の勝ちだ。」と、パソコン会社のサポートに電話をかけることにした。
「5000円でございます」
「え?な、なにが?」
「クレジットカードのご用意はよろしいでしょうか?」
「ちょ、ちょっと待って。どういうこと?」
「5000円になります」
「5000円払えば、直してくれるの?」
「いえ、5000円で、アドバイスをします」
「アドバイスって、何の……?」
「故障を直すための、アドバイスです」
「だから、具体的にはどんな……?」
「それは、5000円いただいてから話します」
「でも、おたくのサイトに掲載してるトラブルシューティングは全部試してみたんですよ?」
「……」
「それどころか、スロットにカードつっこむなんていう、あやしげな民間療法みたいのも試してみたんです」
「……」
「それでも、出てこないんですよ。僕のDVD……」
「……持ち込み修理は、45,000円になります」
僕はもう、完全にノックアウトされました。
「な、なにおぅ!」
とりあえずDVDは一週間レンタルなのですぐに返さなければならない訳ではないですけど、軽くパニック状態ですよ。
何度DVDの取り出しをしても、中で「ブリブリブリ」とモータが空回りするような音がするだけ。ちっともDVDが出てこない。で、またiBookさんはDVD取り出しを失敗したのを誤摩化すように、平気な顔でまたDVDをロードなさる。DVDをドライブに入れた時に、自動的にDVDプレイヤーが立ち上がる設定になってたので、取り出しをするたびにモータが空回って、プレイヤーが起動される。「テメ、そっちがその気なら……」ってんで、環境設定でDVDプレイヤーを立ち上がらないように設定して、「こっちも本気出すかんな」と、本腰入れてDVD取り出しを試みる。
コマンド+E、ブリブリブリ。fn+F12、ブリブリブリ。ファインダーから取り出しのマーク、ブリブリブリ。メニューから「取り出し」、ブリブリブリ。DVDスロットの入り口にある変なビロビロのホコリよけの向こうで、DVDが回ってる気配はするものの、一向に外の世界においでになられない。
速攻連打でfn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12、fn+F12。
ブリブリブリブリブリブリ、ブリ、ブリブリブリ、ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ。
若干息切れしながら、「ま、まだまだこれからだぜ。そろそろ俺の本気を見せてやるかんな」と、ちょっとデジャヴなセリフを吐きつつ、グーグルさんに相談する。
「あ、あのね。僕のiBookに入れたDVDが取り出せないの」
「イジェクトとかはやってみたんだね?」
「うん」
「じゃぁアップルの公式サイトにある、トラブルシューティングのページを見れば良いよ」
そんなわけで、僕は公式サイトのサポート情報を読みつつ、今まで試したことをもう一度きれいに全部再トライしつつ、さらにトラックパッドのボタンを押しながら再起動したり、どっかとなにかのキーを押しながらまた再起動かけたり、PRAMのなんちゃらをリセットし、アレモードのなんとかメニューでコマンド叩いてあれこれしたり、無駄なあがきをしばらく続けた。
そうこうしてる間に、DVDの返却期限が気になってくる。
「ねぇー、ドラえも……じゃない、グーグルさん。他になんかないの?」
「しょうがないなぁ。パラパパッパパー。じゃぁ、海外のMac愛好家サイトから、こんなページはどう?」
−−私は、私のiBookが消化不良を起こしたDVDを吐き出させるために、Macジーニアスショップのスタッフに私が最も頭を悩ませているiBookを持っていった所、財布を取り出した店員がカードをスロットに挿入し大げさで厳格な表情で左右に動かすのを目の当たりにした。店員は久しぶりに外界に登場した私のDVDを私に手渡し、「家で試してはいけませんよ」と笑顔で言った。(翻訳:TOMAKI)−−
「なるほど、そんな手があるのか……」
さっそく、名刺やパスネット、ポイントカードやクレジットカードなど、手当たり次第にDVDスロットに突っ込んでみるも、あまり効果なし。「残金が足りないから、ダメなのかなぁ?」と、明らかに方向性の違う問題に頭を悩ませられるほど行き詰まり、とうとうブリブリブリの音に混じって、ガリゴリと嫌な音がするようになってきた時点で僕は穴にいろんなものを突っ込むのを止め、静かに諦めの笑みを浮かべつつ「ま、負けたぜ。お前の勝ちだ。」と、パソコン会社のサポートに電話をかけることにした。
「5000円でございます」
「え?な、なにが?」
「クレジットカードのご用意はよろしいでしょうか?」
「ちょ、ちょっと待って。どういうこと?」
「5000円になります」
「5000円払えば、直してくれるの?」
「いえ、5000円で、アドバイスをします」
「アドバイスって、何の……?」
「故障を直すための、アドバイスです」
「だから、具体的にはどんな……?」
「それは、5000円いただいてから話します」
「でも、おたくのサイトに掲載してるトラブルシューティングは全部試してみたんですよ?」
「……」
「それどころか、スロットにカードつっこむなんていう、あやしげな民間療法みたいのも試してみたんです」
「……」
「それでも、出てこないんですよ。僕のDVD……」
「……持ち込み修理は、45,000円になります」
僕はもう、完全にノックアウトされました。
by t0maki
| 2007-09-30 00:09
| 乱文・雑文
