Hidden Artのシステムをリニューアル

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 2004年に、「Hidden Art」というプロジェクトを始めました。
 豆粒サイズの陶芸作品を街中にそっと残すというもの。公園の砂場とか、池や海とか、適当なところに小さな顔の作品を置いて、その場所をケータイサイトの送信フォームで記録して行きました。
 最近、しばらくこの活動はしていなかったのですが、200点ほど作った作品がまだ残っているので、このたびちょっとパワーアップして再開。
 作品を隠した場所を送信する際、自動で位置情報が登録されるように、CGIやフォームをカスタマイズしました。
 
 まず、au端末で位置情報を取得する方法。
 EZwebで、以下のようにリンクを設定し、CGIに位置情報の値を渡します。
device:location?url=http://server/location.cgi
 
 CGIでフォームを出力する際、経度($lat)と緯度($lon)の座標をvalueに指定。作品のIDや、その他の情報と一緒に送信する。
 
緯度<br><input type=text name=¥"latitude¥" size=¥"15¥" value=¥"$lat¥"><br>
経度<br><input type=text name=¥"longitude¥" size=¥"15¥" value=¥"$lon¥"><br>
 
 で、sendmailと簡易メモのCGIを使って、datファイルにCSVデータを記録する、と。今回のカスタマイズは、iモードには対応させていないので、今までのデータや、もうひとつ持ってるFOMAのケータイから送信した時に、位置座標を表示させないようにするため、データ出力のCGIの表記部分をif文で記述。
 
if ($latitude ne '') { print "緯度$latitude "; }
if ($longitude ne '') { print "経度$longitude"; }
 
 だいたい、今日のカスタマイズは、こんなとこ。
 これで、位置情報を自動で取得して、作品を残した位置の緯度と経度が自動で表記されるようになりました。
 こうしてまとめると簡単ですが、けっこう試行錯誤とエラーの連続。そういえば最近、CGIのカスタマイズ自体、あまりやる機会もなかったので……。ま、とりあえずうまくいって良かった良かった。
 
 今度また、作品持ってあちこち出かけてみようかな、と思っています。
 
 
「Hidden Art」(モバイルサイト)
http://tomaki.com/hidden
同レポートページ
http://machigaclub.com/cgi/hidden/live/memo.cgi
by t0maki | 2007-05-19 06:21 | Comments(0)