そろそろ潮時

2006年4月の入社時、この会社にはちょうど40名の社員がいました。
それからまだ1年も経っていないのですが、取締役3名を含む25人が退職し、残っているのは僕を含めて15名。もちろん、僕が入社した後から新しく入ってきた社員もいますが、その中でも既に退職してしまっている人もいたり、もう正確な退職者の数さえ分かりません。

転職して1年、とにかくひたすら、引き継ぎ引き継ぎの連続でした。10名以上の人間から業務を引き継ぎ、結局この1年間で携わったクライアントの数は20以上。案件と成果物の数は、軽く100を超えています。

というわけで、かなり充実した一年だったことは間違いなく、ジェットコースターに乗ってるみたいだったなぁ、とも。個人的には、忙しいのは全く気にならないので、どれだけたくさんの業務を短期間に効率よくこなせるか、修羅場を乗り切るたびに、自信と満足感を得ることができましたが、ただあまりにも離職者が多いので、プロジェクトの引き継ぎがうまくいってない部分もあり、特にシステム開発部署の対応不足のために通常の業務に支障が出てきたことと、この一年間の業務に対して会社から正当な評価を受けていないと感じたので、退職することに決めました。

既に自分の業務の一部は新入社員のプロマネ2名に引き継ぎましたが、実制作に関する部分は全く後任が見つからないようなので、結局外部の制作会社に丸投げする形で引き継いでもらうことになるかも。
一人分の業務を、社内で割り振ることが出来ずに、外部の会社に委託するなんて、一体どれだけの仕事を割り当てられてたのか……。

まぁ、良くも悪くも、この一年の経験は、自分にとって大いにプラスになりました。次はもうちょっと、「まとも」な職場が良いなぁ。
by t0maki | 2007-03-22 19:14 | Comments(0)