「うえのうえの、まとまのま」展へ

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CREATIVE HUB UENO “es”(エス)は、東京藝術大学とJR東日本の包括連携協定の第一弾プロジェクトとして、2024年4月にJR上野駅の浅草口付近にオープンした駅構内アートギャラリーです。

かつて駅の交番(浅草口交番)だったスペースをリノベーションして誕生したユニークな空間で、床面積約20平方メートルとコンパクトながらも高い天井が特徴的な白一色のギャラリーとなっています。

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この「CREATIVE HUB UENO “es”」にて、2026年6月9日から7月12日まで開催されているのが、アーティスト・資延美葵(しのぶ みき)氏による個展「うえのうえの、まとまのま」です。

展覧会の概要と見どころ
資延氏は、会話や音といった「目に見えない不可視の現象」を扱い、知覚と表象の関係性を探求している新進気鋭のアーティストです(東京藝術大学大学院デザイン専攻修了、同大テクニカルインストラクター)。

日常の「音」を視覚化する試み: 本展では、上野の街や日常生活の中で行き交う人々の「会話」や「音」を起点にしています。それらを一定の手続き(ルール)に沿ってなぞり、線や形態へと落とし込むことで、普段の知覚だけでは捉えきれない要素の視覚化を試みています。

空間全体で体感するインスタレーション: 展示は平面作品だけでなく、立体やブック形式(本)など、さまざまなメディアを横断した空間構成(インスタレーション)になっています。

アートとしての面白さ
私たちの対話や周囲の環境音は、本来その場限りの流動的なものです。それらが意味の枠から一歩遠ざけられ、造形的なプロセスを経てビジュアルとして立ち現れることで、「世界は固定された意味だけで成り立っているのではない」という新鮮な気づきを与えてくれます。




by t0maki | 2026-06-13 00:00 | 美術館・博物館