清澄庭園へ

清澄庭園へ_c0060143_22355204.jpeg
清澄庭園は、東京都江東区清澄にある都立の回遊式林泉庭園である。

江戸時代に下総国関宿藩主・久世大和守の下屋敷だった場所を、明治期に三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎が買い取り、社員の慰安や貴賓の接待用として造園した「深川親睦園」がその始まりである。隅田川の水を引いた大泉水(大きな池)を囲み、全国から集められた名石が配置されているのが特徴だ。

園内で最も目立つ小高くなった築山は、富士山を模して造られたものである。傾斜にはサツキやツツジが植えられており、開花期には新緑とともに美しいコントラストを見せる。当時はこの頂から本物の富士山を遠望できたとも言われている。

また、園内の北西側には、埼玉県の秩父・長瀞渓谷の景観を表現したエリアが存在する。名石を組み合わせることで、長瀞独特の荒々しい岩肌や、川の流れによって削られた渓谷の風情が人工的に見事に再現されている。
清澄庭園へ_c0060143_22373510.jpeg
清澄庭園へ_c0060143_22373518.jpeg

by t0maki | 2026-05-31 00:00 | ライフスタイル>アーバンアルピニスト