ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションへ

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ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションは、東京都中央区日本橋蛎殻町(水天宮前駅すぐ)にある美術館である。ヤマサ醤油株式会社が、同社の創業家(濱口儀兵衛家)の三男として生まれた銅版画家・浜口陽三(1909–2000)の作品を収蔵・展示する目的で、1998年に開設した。

浜口陽三は40歳を過ぎてから本格的に銅版画に取り組み、「カラーメゾチント」という独特の多色刷り銅版画技法を開拓した、20世紀を代表する版画家である。館内は、卓越した技術が創り出す静謐で繊細な世界観をじっくり鑑賞できるよう、落ち着いた空間設計がなされている。

今回訪れた企画展「浜口陽三と白倉嘉入展 満ちてくる光」は、銅版画家・浜口陽三と、彼に水墨画を教えた南画家(文人画家)・白倉嘉入(しらくら かにゅう、1890–1975)の二人展となっており、浜口が銅版画にたどり着く前に描いた貴重な墨画のほか、彼の代名詞であるさくらんぼなどのカラーメゾチント作品を展示や、白倉嘉入が描く水や風のさざめき、そして画面にほんのりと宿る「光」の表現が、のちの浜口の版画作品にどう通じているのか、二人の共鳴をゆっくりと読み解く構成となっている。

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https://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20260523-0802/


by t0maki | 2026-05-31 00:00 | 美術館・博物館