宝登山に登る
2026年 01月 10日








振り返れば、秩父の山々が薄藍色の靄の向こうに幾重にも連なっていた。 「マジックアワーだ」 マジックが好きだった父が、最後に用意してくれた舞台のような美しさ。 この夕陽を眺めながら、私は去年の夏に経験した「富士下山」のことを思い出していた。あの旅の記録も、早く本にして形に残さなければならない。
日は刻一刻と沈み、あたりは急速に夜の気配を帯びていく。 下山し、街灯に照らされた夜の宝登山神社に一礼して、私は歩いて実家へと向かった。



by t0maki
| 2026-01-10 00:04
| ライフスタイル>アーバンアルピニスト
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