『シンクロニシティ』読了
2025年 05月 21日

『シンクロニシティ』読了。良い本だった。
新しいことを学んだというより、「やっぱりそうだよね」っていう確認として読み進めるというような。
シンクロニシティっていうのは、社会的な現象というよりは、その社会の中にいる自分の認知力なのかも。感受性というか。
同時多発的な「サイン」に気づくかどうか。気づく人もいる。気づかない人もいる。気づいてもアクションを起こさない人もいるし、それを感じ取ってなにか行動を起こす人もいる。
別に、どちらが正解というわけではないと思う。そういう、シンクロニシティに逆に振り回されてしまう人もいるわけだし。かえって疲れてしまうかもしれない。
私は、そういう必然的な偶然のような繋がりやきっかけに気づく瞬間というのは、やっぱりうれしいし感動する。そして、アクションを起こしたいとも思う。
その方が、人生がより濃くなって面白くなるから。そこに、ストーリーが生まれる。そういう、繋がりやきっかけが多い方が、豊かな人生を送れると思う。それは、リーダーになるとか誰かに認められるとか、そういうのとはちょっと違う。納得できる、自分なりの人生を送るということ。公開しない、満足のいく一生を送れるということ。自分にとっては、それだけだな。そのために、いつも泥だらけになりながらじたばたして、なにかをつくったり、伝えたり、考えたり学んだりしている。
自分にとってのシンクロニシティは、そういう捨て身の遊びの中で見えてくる、かすかな光というか、あとから振り返って気づく足跡のようなものかな。
by t0maki
| 2025-05-21 18:50
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