強制終了&再起動
2025年 03月 25日
左の顎から後頭部にかけて、突き刺すような痛み。右下の唇と、左下の瞼が自分の意思とは関係なく震えている。
1時間半ごとに目が覚めて、トイレに行き、またベッドに戻る。その繰り返し。
家族が旅行で不在中、風邪ひいて寝込んでました。「あ、体調悪くなりそうだな」という予感と悪寒があったので、鍋にがっつりカレーをつくり、スポーツドリンク、オレンジジュース、ゼリーとプリン、のど飴などを買い込んできて、「さぁ、どっからでも来い」と。飛び石の祝日の真ん中を有給休暇で塗りつぶして、4連休。しっかりがっつり、高熱と頭痛を味わいつつ、休養と体のリセット。
じわじわと熱が上がっていく。だいたい平熱は36.6度くらいなのだが、そこから37度あたりでしばし停滞。ガツガツカレーを食べて、エネルギーをたくわえておく。
一日中ベッドでうつらうつらとしつつ、トイレとの往復。熱を排出する。
38度を超えたあたりから、横になっていても体がだるくなる。ズキッとする痛みが体のあちこちに走る。氷嚢で頭を冷やしつつ。
39.1度が、今回のピークだった。「助けて、助けて」とひとりごとをつぶやきつつ。食欲は全くない。1日、食べたのはブドウだけ。有給休暇をとっているのに、仕事が追いかけてくる。とりあえず、急ぎの仕事だけこなす。画面を見るのがツライ。結局、普通に仕事をしていた。
発熱から3日目の土曜日、熱は下がってくる。ウイルスと闘った白血球たちが、鼻水や痰となって戦いの激しさを物語る。しばらくは嫌な感じの咳が残るが、ここまでくれば大丈夫。家族が帰ってきたので、自分の部屋に引きこもる。映画やドラマを見まくる。時々居眠りをする。で、日曜日も終わり。食欲も戻ってきた。
風邪をひいたり、熱が出たりすると、体がリセットされる。強制終了&再起動みたいな感じ。発熱がピークを迎えるころは、ただただ辛いだけだけど、それを過ぎれば生きているありがたみを感じる。貴重な機会。健康って大事だなと、あらためて。
まだ少し、嫌な感じの咳は残っている。そういえば、この絞り出すような咳を、体調を崩す何日か前に聞いた気がする。そこからうつったのだろうと思うけど。その、咳の感じを明確に覚えているのだが、それがどこだったか思い出せない。電車の中だったか、あるいはどこかの部屋だったか。病院を訪れたのはもうちょっと前だったな。
とりあえず、回復してよかった。
by t0maki
| 2025-03-25 11:28
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