A Real Pain（リアル・ペイン～心の旅～）を鑑賞

ジェシー・アイゼンバーグと、キーラン・カルキンが出演する、映画「A Real Pain」（リアル・ペイン～心の旅～）を映画館で鑑賞しました。

性格が真逆のいとこ同士が、亡くなったおばあちゃんの出身地を訪れる、ロードムービー。とうか、観光ツアーに参加だけれど。

なるほど、確かに性格は違うけど、真逆ではないかも。というか、本質的なところですごく似ている二人。さすがいとこ、みたいな。あるいは、どちらのキャラクターも、ジェシー・アイゼンバーグさんの同じ人物の異なる側面、くらいか。感受性が豊かで、いろんなことを考える。ただ、それを表現するのが上手いか、下手か。いや、二人ともそんなに表現が上手くないのだけど、ジェシー演じるデヴィッドが感情を外に出さないのに対して、キーランが演じたベンジーの方が勢いで出してしまう、というような。

ガイドさんとの別れのシーン、扱いにくいベンジーとは絆ができてハグしていたけど、デヴィッドとはさらりと「じゃね」みたいな軽い感じで。そのシーンで、映画館で笑いが起きてたな。全編を通じて、くすりと笑えるシーンがあちこちにあったり。オーバーにドラマチックではなく、淡々と物語が進んでいって。良い映画でした。

ポルトガルを旅してみたくなったな。