バックミンスター・フラー

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先日読んだ本。そこからまたもっと深掘りしたいテーマも見つかって。
ちょっと調べてみよう。すでにこの本の時点で、「メタボリズム」のヒントが出てきたりもして。黒川紀章さんや、丹下健三さんもこの本を読んだりしたのかな。あるいは、この時代の共通認識だったか。
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ダイマクション・カーについて。Wikiペディアにも載ってた。
バックミンスター・フラーが1933年に設計したコンセプトカー。クラシカルな飛行機みたいなデザインで、魅力的だな。
1933年のシカゴ万国博覧会で理不尽な事故のため、量産のための十分な資金が得られなかった?この事故で、運転していたカーレーサーのフランシス・T・ターナーが死亡。負傷した二人のうちのひとりは、日本のスパイ?

3台つくられたうちの一台は、私が通った大学のある、ネバダ州のリノにあったらしい。国立自動車博物館 (National Automobile Museum)に収蔵されているそうだ。なんとなんと。見に行ってみたいな。

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「ダイマクション(Dymaxion)」は、dynamic + maximum + tensionを組み合わせた造語。フラーが提唱した理念。
前述のダイマクションカーの他にも、ダイマクション・ハウスや、ダイマクション地図なども。この地図も、面白いな。面積のずれが他の地図に比べて少ない。

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バックミンスター・フラーって、すごいな。知れば知るほど、面白い人だ。興味がわく。時間を飛び越えて、親近感を覚える。人生の活動記録である「クロノファイル」とか。富の本質とか。まるで、未来の世界からタイムトラベルしてきた人みたい。たぶん、ものごとの本質を見抜く目や、考え方ができる人だったんだろうな。会ってみたかったな。

by t0maki | 2025-02-11 00:07 | Comments(0)