クレヨンでお絵描き
2024年 11月 02日
2日前の夜に、クレヨンでお絵描きをした。
作品の搬入日が近づいてることを思い出して、10分かけてキャンバスを準備して、20分くらい自由にクレヨンを走らせて。
最初、女性の横顔を描いてたはずだったんだけど、なんか途中から自画像のようになった。
キャンバスに使ったのは、アワガミファクトリーの和紙。正確には、和紙を買った時にそれを入れてくれた袋の方。その、和紙製の黒い買い物袋がとても素敵だったので、開いて、ボードに貼って、キャンバスとした。
クレヨンは、いつものぺんてる製アートクレヨン。色を重ねて、混ぜて、指で擦り付けて。最早絵ではなく、色のついた粘土遊びをする感覚。ひたすら楽しい。
絵とガラスとの間に空間があるので、そこにクレヨンを閉じ込めた。会場の片瀬町まで持っていく間に、額縁の内側、ガラスとキャンバスに予期せぬ跡が無数につくことだろう。閉じ込めたクレヨンと一緒に、成長する自画像。展示する頃には、どんな感じになってるだろう?なるべく雑に扱って、思いっきり振ることで完成に近づいていく。
さて。
東リ町アートフェスは、11月9日から。江ノ島から山の方角にある、片瀬町で開催。
いったん作品を完成させて額装したんだけど、ちょっと細かいところが気になって追加でお絵描き。さらにクレヨンを走らせて描き込み。
これ以上はキリがないので、とりあえずここで完成。いや、本当の完成は、額縁にクレヨンと一緒に入れて、シャカシャカと振りながら搬入して、さらにお客さんにも触れてもらって揺らしてもらってようやく完成になるわけだけど。
美術館やアートギャラリーの絵画は触っちゃダメだけど、この作品はお客さんにぜひ触って欲しい。揺らして欲しい。シャカシャカと。そんなアート作品。
by t0maki
| 2024-11-02 10:45
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