魚の「へい死」

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雨上がりの隅田川。

びっくりするくらいたくさんの、魚の死骸が流れてくる。
川下に向かって、20分ほど歩いただろうか。ふと気になって、浮いて流れている死んだ魚の数を数えてみたら、96匹を超えて、怖くなったので数えるのをやめた。

これはなにか心配した方が良いのだろうか。

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7月にも、似たような現象が発生していたそうで。
魚のへい死って呼ぶのか。

この東京都のサイトを「へい死」というキーワードで調べてみると、川の魚が大量死した事例がいくつか出てくる。

隅田川の他、呑川や内川、小名木川など。原因は不明か、あるいは水中の酸素が不足したためかもしれないってのが多い。

雨の日の翌日が多いのかなと思いきや、もちろんそのパターンもあるのだけど、前日が晴れでもへい死の事例が出ていて。こうなるとちょっと原因がわからない。

表層の酸素は平常でも、低層/下層の溶存酸素量が少ないことが多い。まぁでも、この酸素量を計測したタイミングではもう魚は死んで流されているわけですし、へい死している瞬間の酸素量を測ったら上層でも少ないのかもしれないけど。

あとは、潮の満ち引きなんかも一緒にクロスチェックすると、なにか見えてくるかも。こないかも。

ここらへん、全部ネットの検索で調べられるのが興味深い。昨日のへい死も、レポートが上がってくるだろうか。

by t0maki | 2024-10-06 08:22 | Comments(0)