「大丸有SDGs映画祭2024」で『くちづけ』を観てきました

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「大丸有SDGs映画祭2024」のオープニング 上映作品、『くちづけ』を観てきました。自立支援グループホームを舞台に、そこに集まる人たちを描いたヒューマンドラマ。ずっと同じスタジオセットでの撮影が続くのと、出演者同士の絡みとか、なんとなく「舞台みたいだなぁ」と思ってみてたら、本当にもともとは舞台作品だったんですね。あまり事前に調べずに行ったので、監督が堤幸彦さんだったというのも、エンドロールで知りました。


俳優さんたちが素晴らしいので演技には引き込まれつつも、ストーリーそのものは健常者の視点から描かれているように感じて、ところどころ「僕だったらこう描くけどなぁ」って心の中で思ったり。よくない観客、私。


アフタートークでLiLiCoさんが仰ってた「人と人との助け合いが大切」っていうのはまさにその通りだなと。日本映画らしい涙を誘うストーリーも、ちょっと俯瞰して観ると「こうすれば良いのに」とか思ってしまって。物語なのだから、その世界観を楽しめば良いのだけど。


イベント後に、LiLiCoさんが舞台上から撮った写真をこの作品をつくり、主演した宅間孝行さんに送るんだと仰ってて。映画を観てその作者に集合写真が届くって、面白いなと思った。


映画祭のチラシを拝見したら、観たい映画がいろいろあって。仕事とかぶらなければ観に行こうと思います。土に関する映画と、トイレに関する映画が特に。



by t0maki | 2024-09-27 22:06 | Comments(0)