エキストラの合間に読む本
2024年 05月 07日

このゴールデンウイークは、特になにか目立ったアチーブメントはなかったかもしれないけど、個人的にはわりとのんびり過ごすことができたと思う。休みのおかげで、エキストラもできたしね。三つ申し込んで、二つ参加できたのは、よい当選率だと思う。
時代活劇の撮影で、一日中屋外セットを歩いてたら足が草履の形に日焼けしてた。もうひとつは、とある事故の再現ドラマ。一日中、セットの中で演技をしつつ。どちらも面白かった。
両方の現場に持って行って、空き時間に読んでいたのが、『木』という幸田文さんが木や植物について書いたエッセイ集。エキストラは、とにかく待つのが仕事の一部。待っている時にこんな文庫本があると便利。
もともとこの本は、ヴィム・ヴエンダーズ監督の「Perfect Days」に小道具として出てきたものと同じ本。映画館で見て、面白そうだったので買ってみた。私も木や自然が好きなので、共感する。特に、屋久島についてなど。
2003年だったと思うが、私も一度屋久島を訪れている。あの時も、読んだ本がきっかけのひとつで、実際に訪れることに。また、行きたいな。
21年前におずれた時は、白谷雲水峡は訪れたが、縄文杉までは行けなかった。というのも、足の手術をした後で、まだ長距離を歩けなかったから。今なら、歩けるんじゃないかな。往復8時間だと聞いている。
人生の転機には、屋久島を訪れたくなるものだ。僕は、あの後嫁さんと出会って、翌年に結婚したからね。
by t0maki
| 2024-05-07 12:44
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