セミナー「カフカとシュルツ」を聴講

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さて、今日はこちらのイベントへ。
東京大学本郷キャンパスにて開催された、セミナー「カフカとシュルツ」を聴講しました。

カフカ・フェスティバルの企画のひとつ、ポーランド広報文化センター主催の、トークと上映会です。

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東京外国語大学等非常勤講師の久山宏一さんと、アニメーション制作スタジオロボットの四元明日香さんによる、ピョトル・ドゥマワ監督の映画『フランツ・カフカ』(1991年、ポーランド、16分)に関する講演のあと、映画を鑑賞。

石膏ボードに黒の下地を塗った後、表面を削りながら、塗ったり削ったりを重ねつつ撮影したアニメーション映画。すごい。

そして。休憩を挟んで後半。
加藤有子さんによる、東欧ユダヤ系作家をテーマにした講演。カフカとシュルツついて。
その作家の類似点や、関係性など。カフカの作品をシュルツがドイツ語からポーランド語に翻訳したりなど。
2人とも、兼業作家で、絵を描き、病弱、早世という共通点。

シュルツの壁画が発見された後、イスラエルの博物館が持っていってしまったことについての、文化財の所有権についての話が面白かった。あとで深掘りしてみる。

最後に、画家リリアンについても。時代的に、ミュシャに似ている。アールヌーボーですね。

というわけで、土曜の午後。とても有意義な時間を過ごすことができました。会場近くの噴水前のベンチでこれを書いてます。

さて、そろそろ帰りますかね。このあと、ライブ配信を視聴する予定があるので。

by t0maki | 2024-04-20 17:13 | イベント・スポット | Comments(0)