インターネットの原点

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1973年に出版された洋書を探して、世界中の図書館を横断検索できるウェブサービスを使ってみたのだが、「これこそインターネット」っていう感じがしてなんだか嬉しくなった。

私が初めてインターネットに触れたのは、テキストベースのGOPHERというアメリカの大学同士を繋ぐネットワークで、まさに大学図書館を横断検索できるというものだったから。90年代後半のその頃には、すでにWYSIWYGの画像が表示できるウェブブラウザも存在していたが、ウェブの原点ともいえるそのテキストだけのネットワークの世界もまだ存在していて、好きだった。検索結果の向こう側に、もうひとつの世界が存在するのが感じられる。シンプルなプロトコルと、最低限のデータのやりとり。70年代の近未来SF映画の世界のようなインターフェイス。 

あれから四半世紀以上経って、PCの処理能力や通信環境も飛躍的に進化し、インターネットを使ってものすごくたくさんのことが可能になった。もはや、それと意識せずに日常的にその恩恵を受けている。

ただ、インターネットの原点とも言えるあの図書館を繋ぐネットワークの時代からは世の中だいぶ変わったけれども、根源的な部分はまだそのまま残っているのかもなと。ウェブの黎明期からその変遷を割と近くで見守ってきたので、すげー勢いだなと実感しつつ、この先どうなるんだろうかと考えるとワクワクする。

by t0maki | 2024-03-23 17:44 | Comments(0)