夏目漱石旧居跡(猫の家)を訪れる
2024年 02月 24日
「森鴎外記念館」を訪れた後、「漱石山房記念館」に向かう途中で、この二つの記念館をつなぐスポットを訪れてみようと思った。
文京区向丘2丁目にある、夏目漱石旧居跡。ここは、イギリスから帰国後の明治36年から3年間住んだ場所であり、「我が輩は猫である」がここで執筆されたことから「猫の家」とも呼ばれています。現在は、石碑と、猫の彫刻があります。
実はこの場所、漱石が住む13年前に森鴎外も1年余り住んでいたことがあるのです。当時すでに文筆家として活躍していた森鴎外の家に住み、夏目漱石は処女作の小説を書きあげた。この、二人の文豪をつなぐ家。この二人の作家は、後年そこまで「仲良し」という関係ではありませんでしたが、お互い文筆業を生業とする大先生同士、自身の著作本を献本しあったりして、交流があったそうです。
というわけで、この後は夏目漱石の記念館へ。
by t0maki
| 2024-02-24 12:59
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