「パン人間」のパフォーマンスに参加しました
2024年 02月 10日
折元さんの「介護とアート」というコンセプトの活動は、実はしばらく前から存じ上げていました。認知症のお母さまと、写真やパフォーマンスを通じて作品を生み出すスタイル。今回改めて、その活動をまとめたドキュメンタリーの本も読みました。
実際にパン人間になってみて、実は結構ハードでした。顔になにかを括り付けること。これがすごいストレスで。痛みもあるし。ユーモラスな見た目に関わらず、中の人はかなりたいへん。なんかこう、首根っこをかまれた子猫の気分で。視界や動きに制限が出てくる。1時間くらいが限界。パフォーマンスが終わって、控室に戻ったらすぐにパンをはずしました。
あらためて、折元さんはすごいな、と。
パンが固すぎて、紐を通そうとしたら手のひらにマメが三つほどできました。これもまた、過酷なパフォーマンス!
パフォーマンス中ずっと、折元さんは会う人会う人に「二次会行こう」と誘ってましたが。あれ、パフォーマンスではなくで、控室からずっと言ってました。パワフルなひとだったなぁ。良い経験。
トップの写真と、この私が顔にパンを巻かれている写真は、当日映像撮影を担当していた河内さんに撮ってもらいました。
この、顔にパンを巻かれるというのが、思った以上に体に負担がかかる。精神的にもストレスになる。
そんな発見も含めて、面白い体験でした。「またやる?」って言われたら、もちろんやりますよ。
履歴書にも、「パン人間」って書こうかな。
残念ながら、私は二次会には行きませんでしたが。またぜひ。
by t0maki
| 2024-02-10 16:33
| アート
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