大丸有 SDGs 映画祭が今年も始まりました
2023年 09月 04日

大丸有 SDGs 映画祭が始まりましたね。オープニングは、『ボブという名の猫』。薬物依存のホームレスから、猫と一緒にストリートシンガーとして注目を集め、ビッグイシュー販売を経て本を出すという、まるで映画のような展開ですが、実話に基づいたストーリーとのことで。いろいろすごい。
もちろん、映画として脚色された部分もありそうですが。ネコを肩に乗せて歌ったり、ネコとハイタッチしたりは、少なくとも本当にあったようですね。あとで、動画を探してみよう。
お金がないなら働けば良いという人もいそうですが、働けば働くほど貧しくなるという立場の人もいるわけで。アリのように食べ物を集めるのはよくて、キリギリスのように音楽を奏でるのは冬になって困るとか、童話にもありましたが。ミュージシャンだって立派な職業なはずなのに、投げ銭だけでは食っていけず。アートや文化の価値って、とか考えますね。
僕自身、大学卒業後にアメリカ西海岸あたりで短い間ですがホームレス生活を経験しているので、やる気はあるけど世の中と歯車がうまく噛み合わずに仕事や機会が得られない辛さはよくわかります。ほんと、ちょっとしたボタンのかけ違いで、どんどん不幸のどん底に落ちてく。あれ、なんなんでしょうね。ちょっとしたきっかけとか、繋がりで、僕の場合は助かったけど。運が悪ければ底無しに落ちてく。底にたどり着いたと思ったら、まだ落ちるもんね。
そういった意味で、若者の貧困については体験的に理解できるし、外見と懐で差別される中年男性の悲哀もわかりすぎるほどわかる。
その上で、我々にできることとは?
とりあえず、今度街で見かけたら、ビッグイシューを買ってみようか。
by t0maki
| 2023-09-04 22:13
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