病院からのサイゼリヤ

3時頃目が覚め、そのままリビングで映画の続きを観て、風呂に入ってから3時間ほどうつらうつらしていたらもう朝だった。

9時、病院へ。

病気の人が病院に行くのだが、病院にいると病気ではなくても病人の気分になってなんだか具合が悪くなる。人間、二十歳くらいで成長が終わると、肉体的にはあとは劣化していくだけ。その、ディケイとどのようにつきあうか。そういった意味で、ある程度歳を重ねたらみんななにかしらの病の種を持っている。わたくしも、ね。

先月、結石で診察してもらったが、そもそも血液検査の結果が慢性的にあまりよくなく、この機会に大きな病院で診察してもらうことに。今日、紹介状をもらった。病気になるのは仕方のないことだが、それによって病人のレッテルを貼られてしまうのはコワイ。嫌だなと思う。でもまぁ、仕方がない。どちらにしても、腐っていく体なのであるから。

紹介状をカバンに入れ、病院を出た。なんか、気分をスカッとさせたかったので、気楽に明るい気分で食事ができるサイゼリヤへ。サラダと、ハンバーグ、パンをオーダー。もちろん、ドリンクバーも。肉とパンをコーヒーで胃袋に流し込む、この至福の時間。目玉焼きを崩して、ハンバーグと馴染ませる。サラダのモッツァレラとオリーブオイルの組み合わせも良い。爽健美茶と、トニックウォーターと、エスプレッソとカプチーノ。

ようやく気分が落ち着いた。

今、12時ちょうど。店内が混んできた。さて、これから次の目的地へ。