文楽と浄瑠璃の違い

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9月に、文楽を観に行くことになった。初めての体験なので、今から楽しみ。
そこでふと気づいたのだが、僕は「文楽」と「浄瑠璃」の違いがよく分かっていない。というわけで、調べてみた。

まず、「浄瑠璃」が生まれた経緯については諸説あるようだが、琵琶法師による「浄瑠璃姫十二段草紙」が原型で、そこから生まれた語りのスタイルが「浄瑠璃」と呼ばれるようになったという説が有力。浄瑠璃姫の物語が完成したのは、享禄年間(1528~32年)頃。

で、その浄瑠璃を傀儡(くぐつ)と呼ばれる操り人形を用いて演じ、さらに三味線による伴奏も加わることで「人形浄瑠璃」となった。

この「人形浄瑠璃」の興行元として、「竹本座」「豊竹座」「彦六座」「文楽座」などいろいろあったが、多くの講演団体が解散・消滅していく中で、大正期以降唯一残った大きな団体が「文楽座」であったため、「文楽」が「人形浄瑠璃」とほぼ同義に用いられるようになった。

なので、厳密には上記のように人形浄瑠璃がすべて文楽ではないが、文楽は大概人形浄瑠璃が上演される、ということになる。あー、なんとなく理解できた。

ちなみに、ユネスコの無形文化遺産に登録されているのは、「人形浄瑠璃文楽」としてである。


by t0maki | 2023-07-20 08:55 | Comments(0)