東京エクストリームウォーク50K
2023年 05月 13日
2019年に、東京エクストリームウォーク100の第一回大会が開催されたとき、はじめて100kmを歩いた。いやー、過酷だったね。後半、3万回くらいリタイアしようかと思ったけど、なんとかゴールすることができた。26時間が制限時間なのだが、その30分くらい前、ぎりぎりで。最初は調子よかったんだけど、出だしからスピードを上げすぎて50km過ぎたころにスタミナ切れ。足がつってそのままリタイアかと思ったのですが、偶然目の前にマックがあって、ビッグマックのセットを完食したら少し元気が戻ってきて、その後もなんとかだましだまし歩を進め、なんとかゴールまでたどり着いたのだが。ゴールしてから、家まで帰るのも大変でした。足の裏の皮が、両足ともずるずるに剥がれてたので。
第三回大会ではゴール付近でボランティアとしてサポート。そして、昨年開催された第四回大会で再度100kmにチャレンジ。制限時間が24時間とちょっと短い、エキスパート部門で参加しました。二回目なので、いろいろコツをつかんで、この時はばっちりでした。きちんとコースを下見して、アップダウンを把握。出だしからスピードを出さないようにして、なるべく自分のペースで歩く。足の裏や、脇、乳首、股、そしてここが意外と大事なのだが、お尻の割れ目などに十分にワセリンを塗ること。皮膚と服がこすれて、皮がむけたり出血したりを防ぐためです。おかげで、多少はマメができたり皮がすれたりはしましたが、良いコンディションでゴールできました。家に帰るのも割と大丈夫だったし、翌日から普通に日常生活ができました。
そして、今回は初めてつくられた50kmコース。100kmは小田原から東京を目指しますが、この新設された50kmコースは都内をぐるりと巡ります。築地の朝日新聞社を出発し、茅場町から門前仲町へと進み、豊洲からレインボーブリッジを渡って六本木、青山へ。外苑前がハーフのチェックポイント。そこから水道橋、上野を通り、浅草へ。隅田川沿いを歩いて神保町を抜け、皇居の周りを半周して日比谷、銀座、そしてスタート地点の朝日新聞社に戻ってゴール。タイムは、9時間54分45秒でした。
100kmは、途中で苦しいタイミングとかもあるのですが、それを経験してからの50kmはすごく楽。ずっと楽しかったです。「この瞬間が終わらずに、ずっと続けばよいのになー」って思ってましたよ。
天気はあいにくの雨模様でしたが、降ったり止んだりを繰り返していたので、その都度歩きながらレインコートを着たり脱いだり。豊洲を過ぎたあたりで結構強く振り出して、レインボーブリッジに向かうあたりでかなりの土砂降りに。防止のつばから雨水が滴っているのを見つめつつ。チェックポイントで補給食が出た時も、雨の中だったのであまりそこでのんびりすることはできず。最後10km地点くらいになってから、優美堂でちょっと腰を下ろしてあたたかいコーヒーを飲みました。
ちょうどこの日は神田祭の神輿が街を練り歩いている日で。実はこの50kmウォークの翌日に僕も神輿を担ぐことになってました。生まれて初めての神輿を担ぐという体験に、50kmウォーク以上に緊張してました。神保町に向かって歩いているときに、ちょうど神輿をみかけたので通り過ぎるのを待っていたら、なんとその神輿が翌日僕が担ぐ予定の町会のものでした。ものすごい偶然。知り合いの顔もそこにあって、ちょっと立ち話をしたりなど。「半纏って、明日の何時に取りに行けばよいですか?」など。50kmウォークの本番中に。
まぁ、そんなこんなで、翌日も神輿を担ぐ分の体力を残しておかなければならなかったので、あるい意味100km歩くよりも気を遣って「疲れすぎないように、マメができないように、そして無理しすぎないように」などと気を付けながら歩きました。
おかげで、そんなに疲労困憊になることもなく、ゴールしてからすぐに家に帰って疲れをとることに専念して、無事に翌日の神田祭ではじめての神輿担ぎ体験をすることができました。
本当に楽しかった。またやりたいですね。
by t0maki
| 2023-05-13 16:59
| ライフスタイル>スポーツ
|
Comments(0)