nl/minato オバケ東京哲学対話

「オバケ東京」というコンセプトを提唱したのは岡本太郎さん。なんとなく、それは鏡の向こう側のパラレルワールドか、人々の記憶の中の残像のようなイメージを勝手に抱いていたのだが、今日の佐藤さんのプレゼンで実際にお台場の先や東京湾にそのような場所をつくるというアイデアもあったそうで。そうなってくるとアートを離れて、なにやらカオスだなぁ、と。それはそれで面白い。

「オバケ」を実在するものか、あるいは物語の中の存在として捉えるかで変わってくるだろうが。そういう概念についてみんなで「対話」をするのは面白いな。本日のファシリテーターは山森さん。以前、今日と同じSHIBAURA HOUSEで、マルセルさん関連のイベントで一度お目にかかっています。その時も、哲学対話をしました。

得体の知れないもの、理解の範疇を超えるもの、恐怖の対象としての「オバケ」。それがどうやって生まれるかは、面白いテーマでした。そして、「オバケ」と呼ばれる存在は、自分のことをオバケだと認識しているのか、とか。

岡本太郎さんの「オバケ東京」についてももう少し知りたい。