水曜日の憂鬱

暗くて、辛くて、苦しい雰囲気の夢を見た。

目が覚めて、「あー、夢で良かった」と思った。夢のディテールは既に記憶から溶け始めているが。

水曜日。特にこれといって何もない、平日の仕事の日。けれど、夜には田町でイベントに参加する。自然の多様性をテーマにした、港区とオランダ大使館がスポンサーの長期ワークショップ。2019年に参加して面白かったので、今回久しぶりに参加。昨年もあったようだが、情報がここまで届いてこなかった。今回は、Facebookで探しに行って見つけた。こういうのもまた、ご縁だな。

仕事は、まぁ相変わらずのカオスと炎上ぶり。日本語がわからない人たちがよってたかって日本語サイトのリニューアルをしている時点で、うまくいかないのはわかりきっている。案の定、デザインとシステムに合わない、現在公開中のページたちが片っ端から壊れていき、それをひとつひとつ手動で直していく作業。アホらしい。現場の人間以外は誰も本番環境のページを見てはいない。無意味な作業がどんどん積み重なっていく。

「仕事」っていうのは、こういうものなのか。「裁量労働制」って、なんだろね。いくら働いたところで……。

無理ゲーな仕事の反動が、日曜アーティストの活動に自分を没頭させるのだと思えば、それもまた意味のあることなのかもしれない。平日は、ずっと時が止まっているような感覚。