アートの調査をするワークショップ

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先日、VIVAで体験したプログラム。
子どもも参加できる絵画鑑賞ツアーに、ガチの大人が入った結果、ガイドさんも大変だったかもな。逆にこちらから質問したりもして。しかも英語で。

おかげで、こちらはすごく楽しかった。型通りのプログラムじゃなくて、本当に対話が生まれてたから。僕と、日本語を聞き取って英語を話す女性と。あとひとりは高校生。ガイドさんはつくばで芸術を学ぶ大学生。

ここの体験プログラムは、こんなふうに偶然が重なるととても面白いものになる。大学の授業を思い出したよ。

この雰囲気が、昨日の登壇者さん達や、運営のお偉いさんにも伝わると良いのだが。「調査シート」からだけでは、昨日のあの対話は伝わらない。

ストーリーが大事。ここから生まれる会話や対話が。それがきっかけとなって、どんな物語が生まれているか。それをしっかり現場と運営とで共有しないと。数字だけを追いかけても、この場所の魅力は伝わらないだろうね。

小さなストーリーやエピソードを報告書にまとめるには?

やっぱり、インタビューかな。ひたすらフィールドスタディで物語を拾っていくしかないのかも。そして、そのインタビューの文字起こしからヒートマップをつくるという手法で、その場所の特徴を浮き彫りにしていくのもひとつの方法かもしれないが。結局はストーリーテリングのやり方で、ここで生まれた物語をまとめていくのが良いのだと思う。

by t0maki | 2023-03-30 10:29 | Comments(0)