4月1日からモリウミアスのクラウドファンディングがスタートするそうです

モリウミアスを初めて訪れたのは、2015年4月。Google社による「イノベーション東北」っていう震災復興を目的とした東北のクラウドマッチングのサービスがきっかけ。当時僕はGoogle社の中でベンダー（居候社員みたいなもの）として仕事をしていたので、最初はお仕事としてプレゼン資料づくりのお手伝いなどをしていたのですが、次第にプロジェクトの中身にも興味がわいて、個人的にも積極的に関わるようになりました。

1923年に竣工し2002年に廃校となった歴史のある元小学校の木造校舎を利用して、子どもたちが自然を体験できる施設として再生したのが2015年の夏。

僕らはそのオープンの少し前、OZマガジンさんの取材に同行する形で、建設中のモリウミアスづくりを訪れました。排水を浄化するバイオジオフィルターづくりをお手伝いしたり、雄勝石の工房やホヤ漁を見学したりなどしました。

前回訪れたのは2019年の夏。子どもたちがのびのびとこの場所で滞在しながら自然を触れつつさまざまな体験プログラムを楽しんでいるのを見てきました。と同時に、大人の我々も裏山から木を切ってきて薪をつくる体験をさせてもらったり、すごく素敵な場所だと感じました。

その後、コロナ禍で雄勝には行けなくなり、その代わりに開催されたオンラインのミートアップイベントには何度か参加しました。今でも、自分が「モリウミアスファミリー」の一員であると思っています。

というわけで、つい先ほど、モリウミアス主催のオンラインイベントに参加。今度はなんと、土から畑をつくり、さらにブドウの木を植えてワインを育てるという、すごく壮大な計画の話を聞きました。現在はまだ雑草も生えないような新しくできた区画に、まず1年かけて緑肥となる植物を育てて土をつくり、2024年からぶどうを育て、そしてその先にワイン造りを目指すという。

途方もない計画のように見えるけど、このモリウミアスをつくった人たちだったらできちゃうんだよなぁ。あいかわらず、すごい。

というわけで、僕のミッションとしては4月1日から始まるクラウドファンディングに向けて、「モリウミアスって素敵なところだよー」ってのを周りの人たちに伝えること。実際、素敵なところです。森と、海と、そして明日。モリウミアス。

また久しぶりに訪れたい。土づくりに参加したいな。

ちなみに、冒頭の写真は2015年に僕らがモリウミアスを訪れた時のもの。まだ、建物がスケルトン状態で、施工作業の真っ最中でした。今日のオンラインイベントで、背景画像として使いました。

クラウドファンディングはREADYFOR(レディーフォー)にて4月1日9時からスタート。どんなリターンがあるのかチラッと聞きましたが、かなり面白そう。

https://readyfor.jp/projects/moriumiusfarm