100円ショップの材料で文庫本をカスタマイズ

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さて、「本をつくるぞ!」と、無印良品の文庫ノートを使ってハードカバーの文庫上製本を作ってみたのが前回の記事。

そして今回は、主に100円ショップで買った素材を使って、本を作っていきます。正確には、文庫本をリメイクして、ハードカバーの表紙を作るという感じ。

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ベースとなるのは、谷川俊太郎さんの詩集。この文庫本の表紙を外して、タイトルの部分をカットして再利用。

板紙は厚さが足りないので二枚重ね。そのうちの一枚をタイトルの紙のサイズにカットして、外側から見たら凹むように工夫。

布はハギレのインド綿。裏打ちは、和紙ではなくで習字の紙。ちょっと薄いな。ここはやっぱり和紙が欲しいけど、これでもなんとかなる。
寒冷紗の代わりに、ガーゼ。これも100円ショップ。

見返しの紙は、カナダのホワイトホースで撮った写真をプリントしたもの。たまたま、アート紙に印刷したプリントがあったので。

耐久性を出すんだったらきちんとした材料を使ったほうが良いけど、とりあえず家にある代用品でもなんとかつくれた。花布も、コヨリと切れ端でなんとかつくれたし。

研究の余地があるのは、のり付けかな。のり自体の配合とか、塗り方とか、乾くまでの処理や時間など。実験しながら数をこなすしかない。

いろんな素材を使い比べて試してみよう。栞の紐は、どんなのが良いかな。

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ちょっと実験で、いつもの版画の手法で写真を転写してみました。これも、いろいろつくりながら試してみたい。

あぁ、楽しい。作りたいものがいろいろある。

by t0maki | 2023-03-25 05:21 | アート | Comments(0)