人生はたのしい
2023年 03月 22日
昨日、ペンテル吉川工場を見学しながら、心地よい機械のリズムに囲まれて「この時間がずっと続けば良いのに」と思った。すごく心が満たされる、特別な瞬間。
ここ最近、こういう特別な瞬間が度々訪れて、もしこれが映画やドラマだったら「もしかしたら、エンディングが近いのかも」と思ってしまうかも。いや、それでも良いけど。今までの人生、悔いはない。
可愛らしくて素敵なモデルの女性と一緒に、黒いスーツとサングラス姿でミュージックビデオに出演したり、3331で最後の個展をしたり、子どもたちと一緒に神田をスケッチしながら歩いたり、優美堂でのんびりゆったりと作品制作をしたり。ひとつひとつの体験が、本当に「時間よ止まれ」な瞬間瞬間で、本当にこのまま死んだら幸せなのだろうとさえ思った。いや、死にたくはないけど。死んでも悔いはない。そういう瞬間が次々とやってくる。
なにか、特別なことをやってきたとは思ってない。地味に、地道に目の前のことを真剣に取り組んでただけ。特に、頭が良いわけでもなく、むしろ新しいことを覚えるということに関して僕は不器用で容量が悪いのだが。孤独な少年時代を過ごした人間にありがちな、ハマるととことんのめり込む「集中力」はある。飽きもせず、シンプルな作業をずっと続けることができるし、新しいことにもどんどんチャレンジしたいと思う。
要は、子供と一緒なんだな。面白いと思ったことはとことんやる。飽きもせず、ひたすらずっと。48になったいまでも、そこはあまり変わってない。
英語の習得とか、創作活動とか、最近だと施工とインストールとか。優美堂をリノベーションしてコミュニティアートセンターを立ち上げるというプロジェクトに市民ボランティアとして参加して、道具の使い方や工程を教えてもらいながら、みんなで施工作業をした。それが楽しくて、お風呂に入りながら施工の現場のYouTube動画で観たりして、「面白いなー、すごいなー」という感じでそれを現場で試したりもしつつ。だんだん少しずつ覚えていった。もちろん、まだまだ全然シロートの域を超えないけど、アーティストさんの作品展の設営・インストールなどもお手伝いさせていただく機会も得て、やっててよかった、楽しいと思っている。
なにかにチャレンジすることが楽しいのだ。来月は、36年ぶりに英検を受ける。その次は、東京を50km歩くイベントへの参加。楽しいことがたくさん待っている。人生はたのしい。
by t0maki
| 2023-03-22 09:42
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