恵比寿の立ち食い蕎麦

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代官山でイベントに参加した帰り、恵比寿駅近くのそば屋さんへ。チェーン店難だけど、入ってみたらなにやら下町のそば屋さんみたいで面白かった。

まず、店を切り盛りしてるのが、おじいさんとおばあさん。おばあさんの方が食券を受け取ったり、できあがったメニューを大声で伝える係。おじいさんは寡黙で、黙って料理をこしらえてる。たまにくぐもった声で、「いらっしゃいませー」などと伝わりにくい声で呟いてる。

食券を買って、渡そうとするが、なかなか渡せない。おばあさんが「食券をお持ちになってお待ちください」と言ってる。注文を同時にたくさんは取れないようだ。マックスで、3人分?前のお客さんの料理ができて、ようやく食券を渡す時、「あたたかい蕎麦で」と伝えた。

「お席でお待ちください」と言われて、テーブル席でジャケットを脱いでたら、おばあさんが「つめたいおそばでしたっけ?」と聞いてきたので「いいえ、あたたかいそはでお願いします」と再度伝えた。

ゴリゴリの演歌を聴きながら、「あれ?ここって恵比寿だっけ?」と、不思議な気分になる。

面白い店だなぁ。こういうの、大好き。

「鳥もも丼とざる蕎麦の方ー」と声がかかったのだけど、自分のは温かい蕎麦だけどなぁと思いつつ。カウンターに行ったら温かい蕎麦が出てた。割り箸を手に取って、七味を探したが見つからない。客席のテーブルのひとつに籠があって、そこにどさっと入ってた。そしてそこに、プラスチックの箸も。割り箸じゃなくて、そっちの箸が良かったなぁと思いつつ、席について割り箸を割ったら、変な角度に折れた。

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不思議な店だなぁ。

次にまた恵比寿でランチをする機会があったら、ここに来よう。

by t0maki | 2023-02-26 14:30 | ライフスタイル>フード・酒 | Comments(0)