偉大なる逃避を狙って

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ひとつの大きな目標やゴールがあると、それ以外のことが楽に感じる。
テスト勉強を前にすると、部屋の片づけが楽に感じるとかね。
「セルフ・ハンディキャッピング」という人もいるけど、自分の場合、それはちょっと違うかなぁ。「結果がだめな場合の言い訳を事前に用意する」自己防衛本能ではない気がする。

モチベーションがすごく上がった時に、他のいろいろな「めんどくさいこと」が簡単に乗り越えられる。フルマラソンを目標にトレーニングを積んでいると、ちょっとしたエクササイズがすごく楽に感じるように。

この記事を書いている間に、「Procrastiworking」という言葉を知った。ProcrastinateとWorkをあわせた造語で、大事な仕事をしなければならないのに、それ以外のことをやってしまうということ。まぁ、これも同じ現象だけど、僕が言いたいのとちょっと違うかな。

いろんなことが相対的に楽になるということ。一度、エクストリームな状況に身を置くと、他のタスクが簡単に感じられるというのを言いたいのだが。施工作業にはまっていたときは、自宅の皿洗いやキッチンの掃除がすごく楽に感じられた。そんなようなこと。

モチベーションが上がって、テンションが高まると、メインのチャレンジ以外のこともどんどんできるようになる、と。そんな感じ。

高校生の頃、留学を決意して英語の勉強に本腰をいれたら、他の教科もスコアが上がって、なぜか模試で校内トップをとったというのも、まさに、これ。

もちろん、メインの負荷が高くストレスフルな課題にチャレンジしていると、二時的なちょっとシンプルなチャレンジが楽に感じられてくるというのもある。普段はやらない部屋の掃除を、テスト前についついやってしまうっていう。でも、それはそれで良いんじゃないかな。理由はともかく、やるということに意義がある。人がなにかの行動を起こすとき、理由はひとつではないからね。とりあえず、大きな目標をもってそれに向かっていけば、そのゴールは達成できなかったとしても、その努力は消えることがないし、福祉的なメリットなどもあると思うんだ。偉大なる逃避。

そんなわけで、「お片付け」プロジェクトの最中ですが、英検準一級に申し込んでみました。中学生くらいの時に英検五級を受けたことがあるのをうっすらと記憶してますが、英検準一級はもちろん初めて。「英検S-CBT」っていう、1日でスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの全部の試験を受験できるっていうもの。楽しみ。


by t0maki | 2023-02-03 11:44 | ライフスタイル>片付け | Comments(0)