丈夫なゴミ袋を探してます

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そんなわけで、ほぼ毎日部屋の方付けをしてるわけですけど。池の水をグラスでかき出してるみたいな感じでなかなか進まない。結果が見えてこないけど、ゴールを信じて進むしかない、と。たかが片付けですけど。

昨日は、随分と長いこと履き続けていたシューズを捨てました。浅草で街歩きをするという企画の際にいただいたもの。かなり前に靴底の一部が剥がれたのだけど、それを修理して、さらにまた壊れて。一度はゴミ袋に入れたのだけど「いやまた履ける」と思って救出。紐もなく、靴べらなしでも履きやすいので、優美堂のリノベや、3331での施工作業でもよく履いてた。壁を塗った時の塗料が点々と付いてるのも誇らしかった。革製のウォーキングシューズ。剥がれた底が気にならなくなるくらいまで摩耗して、サイドの革が破け、かかとの部分も中が割れて、だいぶ前からとっくに寿命だったんだけど、ちょっと外にゴミ捨てに行くみたいな時に履きやすいのがこの靴しかなかったので。

いよいよ昨日捨てるにあたって、なんだか自分の一部を失うみたいな寂寥感がありましたよ。そうだ、たぶんこの寂寥感が僕は苦手で、だから片付けが苦手だというのもある。失うものに対する愛着とか。思い出とか。センチメンタルバリューと呼ばれるものですね。

その対処法としては、まずすべてのものが永遠ではないと知ること。そして、供養の儀式としてこうして文章や記録に残すということ。そうすると、捨てられる。すべてのものが捨てられるわけではないけど、捨てるべきものを捨てる時に、きちんと心の整理になる。

長く使ったものへの感謝の気持ちを書くことで、供養になる。心の整理がついて、区切りがつく。

そんな感じかな。

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昨夜も、40リットルのゴミ袋一袋のゴミを捨てた。このゴミ袋、100円ショップで買ったものなのだが、いかんせんペラペラですぐに破れる。昨日は、大した量のゴミではないのに、袋が何箇所か破れてしまい、その部分をガムテープで補強しつつ、もう一枚ゴミ袋の中に入れようとしたら二枚目のゴミ袋がまた裂けてしまい、慎重に三枚目の袋に入れたらなんとか収まった。その前も、袋が破けて二枚使ったし。

20枚入りのゴミ袋なのだが、この調子で毎回何枚もゴミ袋を重ねて使ってたらあっという間になくなってしまうだろう。なによりも、ゴミ袋を何重にもする手間がツライ。

というわけで、ゴミ袋は多少高くても分厚くて破れにくいのが良いなと思った。

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サマリーポケットの書籍保管用の箱を依頼して、昨日の夜に届けてもらった。配達ドライバーの位置が、リアルタイムでわかる仕組み。21時までに届く予定だったのだが、少し時刻を過ぎたけど、「今、あそこにいるんだな」というのが目で見てわかるので、心配せずに待ってることができた。「いよいようちの方に向かってるぞ」というタイミングで、ゴミ出しをしに行こうか迷ったが、結局箱を受け取ってからゴミ捨てをした。そういうのも、ドライバーのGPSが分かるから便利だ。

受け取った箱に、預け入れて保管してもらうための本を詰めていく作業。知人が書いた本や、サインをもらった本、デジタルコンテンツ化を仕事で担当した本や、自分が載ってる本などを宅配ストレージに預け入れるために。

すぐに、一箱では全然足りないことに気づいた。もう一回中身を出して、ひとつひとつ吟味しながら、大切に保管しておきたい本を選ぶとしよう。

部屋の片付けって、こんな風にいろいろと振り返って改めていろんなことを思い出せるので良いですね。さまざまなご縁など。しばらく会う機会のない方も、元気にしてるのかな、とか。

by t0maki | 2023-01-19 10:30 | Comments(0)