IKEAのベンチで日向ぼっこしつつ

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天気が良いのでね。ドリンクバーで二杯目のカプチーノを注いで、外のベンチへ。西日を浴びて、良い気持ち。風もなくて、なんかのんびり。

タバコのにおいが漂ってくるのは、近くに喫煙スペースがあるから。

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僕は、21歳の頃から28歳まで、喫煙者でした。
なぜ21からかというと、当時僕はアメリカに住んでいて、そこで喫煙できるのはその年齢からだったから。それまで、一本も吸ったことは無いです。ダメと言われてあえて吸うのが煩わしいというか、恥ずかしいというか、なんというか。まぁ吸いたいと思わなかったから。

21で吸い始めたのは、ちょうど大学でアート学部に転部を決意して、彫刻などの作品を作っている時に「ちょいと一服」が便利だったから。作品を作っていて、だんだん煮詰まって集中力が切れた時に、手っ取り早く短時間で気分転換して、「よし、続きをやるぞ」っていうのに、喫煙が便利だったのです。

作品に没頭しすぎると全体が見えなくなってくるので、少し離れて客観視するのが必要。時間があれば「続きは翌日」なんてことができるのですが、毎日山ほど課題をもらってるので、煮詰まろうがなんだろうが、どんどん進めなければならない。そういう意味で、一服は便利でした。

卒業してからもずっと喫煙は続けていて、29歳までタバコを吸ってました。で、ある日突然やめました。

禁煙のコツは、「今すぐやめる」ということですね。「この一箱を吸い切ってから」とか、「家にあるタバコがなくなったら」なんてことをすると、未練がましくなってついついまた吸ってしまう。タバコがまだ残っていようが、買い置きがまだある状態だろうが「やめる!」と決めたらその場でやめる。で、その先はもう吸わない。

これができれば、禁煙は簡単。

あとは、「タバコが嫌い」な女性と結婚すれば完璧。僕が嫁さんと出会ったのは、タバコをやめた28の時です。

by t0maki | 2023-01-07 15:39 | Comments(0)