3331と私の思い出を作品に #1日1記事P

改めまして、私の作品です。3331 Arts Chiyodaの美術室（木工室）にて、今週末限定で展示しています。

見た目は、6月に開催した『恩送りアートカフェ』で販売していた作品とそっくり。というか、そのものそのままです。そっくり流用しています。

ただし、額縁の裏蓋を開けると、そこに本当の作品が仕込まれていて……という作品です。

作品を見ただけでは分からない、その裏側にあるストーリーや、作者の想いなど。

そういったものを表現しています。

このmicroSDカードの中には、自分のこれまでの創作活動をまとめた20万字を超える電子書籍のデータや、10年に渡ってつくり続けた1万点以上の待ち受け画像作品、そして2000年頃からコツコツ運営していたウェブサイトの一部などが収録されています。今回書き下ろした、3331に関する個人的な想いなども書き綴っています。

ちょうど10年前、3331 Arts Chiyodaの、この美術室からすぐ目の前にあるB102号室で、6か月間の滞在制作を体験していました。その時に撮影した写真を元に版画にしたのが、この机の上に乗る檸檬の作品。今年度で、3331は建物が大規模修繕工事に入るため、いったん一区切りとなります。

このタイミングで、こういう形で作品を展示できてよかったな、と。