作品の裏にあるストーリー #1日1記事P
2022年 10月 28日
昨日の夜更け、午前三時に作品完成。今夜、仕事終わりに搬入する。
額装された版画作品自体は、六月に「恩送りアートカフェ」で展示販売した作品をそのまま使っていますが。その額縁の背面を開けると、microSDに収められたデジタルコンテンツが入っています。
学生時代から今に至る『日曜アーティストの脳内回顧展』は、今年の四月に電子書籍として発売したもの。その20万時の制作用のデータがそのまま入っています。他にも、20年以上前からコツコツと運営している自分のウェブサイトデータや、書き下ろしの3331の思い出の文章など。
ちょうど10年前、3331 Arts Chiyodaと出会って、B102の教室を6人でシェアしながら滞在制作をしていた頃。6ヶ月の滞在の集大成として、修了展を行いました。そこで展示した、1万展の「待ち受け画像」データも、この小さな記録メディアに収録しています。
前回の展示では、この版画作品は500円で販売していましたが、今回はこのデータを組み込んで、1万円での販売。
以前、1万点の待受画像作品のみを過去に1万円で販売してましたが、今回はさらに他のデータも入っています。なので、お得だと思うのですが、果たして買ってくれる人は現れるか。だって、見た目は500円の作品ですからね。中に入っているデータは、外から見ても分からない。作品についてよく知ると、その裏側にストーリーがあり、そこに価値があるという作品です。
by t0maki
| 2022-10-28 13:56
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