大当稲荷神社の黒ボク石 #1日1記事P

大当稲荷神社の黒ボク石 #1日1記事P_c0060143_15273494.jpg

桑川神社の桑川富士と、長島香取神社の長島富士を巡った後、次の目的地へと向かっていたのですが、ふとGoogle Map上で気になる神社を見つけたので立ち寄ってみました。大当稲荷神社という名前です。こちらも、文久年間の火災で記録が焼失したため詳細は不明なようですが、長島香取神社の境外摂社ということらしいです。

大当稲荷神社の黒ボク石 #1日1記事P_c0060143_15273641.jpg

道路に面したところに赤色の鳥居。そしてそこから境内の参道をまっすぐ進み、石造りの鳥居をくぐると、神社です。

大当稲荷神社の黒ボク石 #1日1記事P_c0060143_15273733.jpg

境内を見渡すと、ありました!黒ボク石。富士塚で使われている石と同じものです。
なので、桑川神社か、長島香取神社から、こちらに運ばれてきたんでしょうね。
長島香取神社の境外摂社ということなので、長島富士の一部かもしれないですね。

大当稲荷神社の黒ボク石 #1日1記事P_c0060143_15273954.jpg
富士山の溶岩石である黒ボク石は、すごく特徴的な石なので、それを見つけると「お、近くに富士塚があるのかな?」と分かります。
はるばる富士山から船で運ばれ、富士塚の築造に使われました。

というわけで、この大当稲荷神社は、名前のとおり大当たりでした。



by t0maki | 2022-10-12 22:12 | ライフスタイル>アーバンアルピニスト | Comments(0)