日記が面白い #1日1記事P
2022年 10月 08日

「日記」について研究したり、深く考えたりするのって、面白いなと思いました。
丸の内にある会員制のプライベートクラブOCAで開催された、「OCA TOKYO THEATER 2022.10.5「日記」の力を探求する~映画『フリーダム・ライターズ』関連トークショー~」に参加してきました。
企画とモデレーターはアーヤ藍さん。そしてゲスト登壇社は田中裕介さん。アーヤさんとは、富士塚に登ったり、機械翻訳でKindle本を作ったり、中銀カプセルタワービルでアイヌの楽器演奏を聴いたりなど、いつも遊んでもらってます。かけがえのない遊び仲間。
田中さんとは、実は結構あちこちでニアミスしていたらしく、共通のつながりもあったりして、これはなんとも嬉しい出会いでした。
私小説や日記文学というジャンルもありつつ、自伝や回顧録といった編纂的な書き方ともちょっと違う。その日その日の記録であったり、備忘録であったり、あるいはログのようなものが日記ですね。公開される日記もありますが、極めてプライベートでプライバシー満載な日記もあったりする、と。
日記から垣間見える時代背景とか、面白いなと思いました。第二次大戦虫に書かれた、2人の少女の日記。1人は軍国主義的な教育の中、兵隊さんを礼賛する日記を書いている。一方でもう1人の少女は感受性豊かなありのままの気持ちを文章にしている。
時代が違うと、人の思想や日記の内容も変わってくる。もちろん、時代が変わっても、自分に素直に書きたいことを書く人もいる。
日記を書くモチベーションって人それぞれだと思う。僕の場合は、「書く」ということは記憶や考えを整理するのに役立つ。ぐしゃぐしゃになった髪の毛を櫛で丁寧にとかすように。整えていく感じ。
そして、こんなふうにSNSやブログなどに記録していくことは、自分の活動履歴をアーカイブ化することで、足跡を残していくという感じです。それを見返すことで、どこから来たのかと、どこへ向かおうとしてるのかがはっきり見えてくる。
ジョン・ワーウィッカーさんが教えてくれた、「Way Post」にも近いかも。道を指し示す標識。それは誰かに与えられるものではなく、自分でつくって発見するものだと。
というわけで、この文章もそんな日記について学んだり考えたりした、自分のひとつの足跡です。次の一歩を踏み出すための、道標。







by t0maki
| 2022-10-08 01:39
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