三省堂書店神保町本店仮店舗で『檸檬』を買う

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三省堂書店の神保町本店が建て替え工事をしている期間中、仮店舗で営業しているということなので立ち寄ってみた。
本屋って良いですよね。古本屋も好きですけど、やっぱり新しい書籍を扱っている書店は匂いが違う。新しい本の匂いがする。

学生時代に、夏休みの間だけ製本会社でアルバイトをしていたことがあります。本をつくるっていうのは、作家や編集者だけでなく、いろんな人たちの汗と労力でできているんだなと実感しましたよ。ベルトコンベアに次々と流れてくる本の山をひたすらパレットに積む仕事とか。体力とスピードが要求される作業で、めちゃめちゃ過酷だった。あの体験があるから、たいていのキツイ仕事は楽に感じられる。体力的にも、精神的にも、あの仕事は別格だった。

とまぁ、話がずれましたけど。三省堂書店。仮店舗を覗くだけの予定だったのですが、ついつい欲しい本を見つけてしまい。

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この、梶井基次郎さんの『檸檬』の文庫本。新潮文庫の特別プレミアム版のカバーだそうで。
昔から、この檸檬という作品が好きで。いつも旅行に行くときは持ち歩いていました。ある時、旅行に行くときにこの本を持っていくのを忘れて、どうしても旅先で読みたくなった結果、駅の本屋さんんで購入したこともあります。なので、うちにこの本が何冊かあるんですけどね。

何冊かあるのに、また買ってしまいましたよ。この、素敵なカバーがとても気に入ったので。
こういう出会いは、やっぱり本屋さんならでは。

この夏は、この本を持ってどこかへ出かけたいな。

by t0maki | 2022-08-21 13:51 | ライフスタイル>映画・書籍 | Comments(0)