アキバの自販機小屋で真夏の肝試し
2022年 07月 30日
なんのことやらわからなかったけど、とりあえず一緒に行ってみた。入り口の窓口らしきところには誰もいない。入場料がいるのかチケットが必要なのか全く分からなかったが、とりあえず中に入った。中には、廃材を利用したような彫刻と、雑多な言葉の断片を集めた誌のようなものが展示されている。
この例えが正しいかはわからないけど、いわゆる温泉街などにある「秘宝館」など、こんな雰囲気かもしれない。違いは、ここにあるのは「作品」であり、ひとりの人間が作ったものであるらしいこと。奇妙な詩や、彫刻なども、そういった意味で統一感がある。この空間に入った瞬間、背筋がヒヤッとする。異空間。
僕が、この秋葉原にある自販機小屋が好きなのも、「神秘珍々ニコニコ園」に近い雰囲気を感じるから。乱雑に貼られたテプラや、ベニヤの張り紙などが、亜流のアート作品を連想させる。つまり、アール・ブリュット。生成りのアート。なにかこう、体の末端から神経の中に侵食してくるかのような、ここもまたある種の異空間である。
by t0maki
| 2022-07-30 11:41
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