柳森神社で富士を覗く

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秋葉原駅から鉄道橋沿いの「神田ふれあい橋」を渡るときに見える、「柳森神社(やなぎもりじんじゃ)」。都会の神社っぽく、外側の塀は鉄条網で頑丈に警備されていて、なんとなく人を寄せ付けない雰囲気。主祭神は倉稲魂大神(くらいなたまのおおかみ)ですが、歴史ある神社の常として、いろんな摂社・末社がここに集合していて、その中のひとつに秋葉大神(あきばのおおかみ)もある。まさに、アキバの神様。

昔の人たちが力自慢のためにつかった「力石」が13個あって、持ち上げてみたい衝動にかられるけど、かなり重そうなので無理だな。

僕がこの神社によく訪れるのは、ここに富士塚の名残があるから。もともとの姿ではなくて、なにやら境内の角の方に乱雑に積まれていて。でもしっかり富士山から持ってきた黒ボク石であることは分かる。よく見ると、境内のあちこちに、この黒ボク石が使われている。

セルフの御朱印があったりもして、ユニークな神社です。おたぬき様もいらっしゃいます。

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ここに辿り着いたのが16時55分くらいで、もうまさに鍵を閉めようとしているところ。入り口にささっと入って、富士塚のある浅間神社だけをちらっと覗きました。
「もう閉めますよー」「はーい」という会話をして、退社。

東京都内で、富士塚巡り。ここも、登らない山登りのスポットです。


by t0maki | 2022-07-25 18:23 | ライフスタイル>アーバンアルピニスト | Comments(0)