
先日、中銀カプセルタワービルをテーマにしたプレゼンをした時に、図書館で何冊かリサーチのために本を借りた。黒川紀章さんのお名前でヒットしたこの本、おもしろかった。つまみ食いのように興味ある部分だけ読んだのだけど、黒川さんとの「日本文化デザイン会議」の話や、糸井重里さんの「ヘンタイよいこ新聞」など。ポップカルチャーの源流みたいなエピソードが見えてきたり。
先日、小池一子さんと日比野克彦さんのトークイベントを聴講した時に伺った、「第3回日本グラフィック展」のエピソードが詳しく載ってた。最終選考で、山口はるみさんが「この人の作品がほかに三点くらいあったと思うけど、出せますか?」と言ったことがきっかけで、日比野さんの作品を並べて見て、大賞受賞が決まったというエピソード。なるほど。
この本に出てくる人物の名前を追いかけて行くと、文化の流れの一端が見えてくる。