作品展の解体をお手伝いしてきました

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「優美堂再生プロジェクト」に参加をしたボランティアたちの、日本一優しい施工チームってのがありまして。
普段はそれぞれ会社員だったり学生だったりするのですが、突如現れて壁や天井を解体したり、防水シートや断熱材をインストールしたり、シナベニヤや石膏ボードを貼って壁をつくったり、トイレやカフェテーブルまでつくったりするんです。2020年夏から、僕もその優美堂施工チームの一員として、週末にインパクトドライバーやら丸鋸やらを使いながら、本格的すぎる日曜大工を楽しんでいます。

その施工チームの棟梁でもあるHajimeさんから、「よし、みんな集合!」っていう号令がかかったので、3331 Arts Chiyodaへツナギを着て腰袋持参で駈けつけました。小池一子展の、展示スペースの施工です。

その時の様子は、以下の記事にまとめています。


無事に施工は完了して、小池一子さんの膨大な作品をテーマごとに展示。完成した会場を見に行ったのですが、メインギャラリーの映写ルームの仕上がりとか、コンクリートと石膏ボードのつなぎ目があまりにも綺麗なので感嘆しました。もちろん、小池さんの作品展示もしっかり堪能しましたが。こういった作品展の会場を作り上げる、インストーラーっていう仕事はすごいなと思いました。大工的な施工の作業だけでなく、作品を理解して、かつ作家さんの要望も聞きながら、展示スペースをつくりあげていくということ。これを間近で見ることができて、とても貴重な体験となりました。

で、会期が終了して。次の作品展が翌週に控えている。

とうことは?

はい、解体作業です。

みんなで立てた壁や、部屋を、取り壊して撤去していきます。

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この、映写室。柱を囲むように、ゼロからつくりました。

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まるで、もとからここにあったかのように、壁や天井になじんでいます。これ、木材と石膏ボードで、みんなの手でつくっています。

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つくるのは大変ですが、解体するのは結構はやい。あっけなく、バラバラになっていきます。

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自分が書いた、手書きのメモが柱に残されていました。高さや、幅などを書きこんでいます。木材を丸鋸でカットして、インパクトドライバーでビス打ち。そこに石膏ボードを貼って、隙間をパテで埋め、最後に塗装、と。その工程が頭に浮かんできます。

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違う色で塗った壁も、また白色に戻します。

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養生シートの下に、撮影スポットの張り紙。

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壁にビスを打った跡の穴をパテで埋め、乾いたらやすりで削り、その上から塗装します。

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週末の二日間、みっちり作業のお手伝いをしました。自分たちで建てた小部屋が、すっかりきれいになくなりました。
この数日後から、再び次の作品展が始まります。こうして、ギャラリースペースは表情を変えつつ、さまざまな作品を展示していきます。

アートギャラリーの運営と、インストーラーさんの仕事が間近で体験できて、とても面白かった。
優美堂の施工以来、自分でもなにかやりたくてうずうずしてるんですよね。

もし、人手が必要な都内近郊の現場をご存じの方は、教えてください。
日曜アーティストとして、週末限定で駈けつけますので。



by t0maki | 2022-04-06 18:30 | アート | Comments(0)