
2013年のちょうど今頃、ニューヨークにいました。
あの、ニューヨークですよ。福留さんが「ニューヨークへ行きたいかー!」って叫んでたのを思い出す。なまなかでは訪れることのできない、クエストの最終目的地みたいな。小さなころから映画や小説などで触れて、頭の中で空想していたニューヨーク。そこに自分がいるってことが、なんとも不思議だった。
仕事の出張なのでね。観光などはほとんどできなかったけど。それでも遠くからちっちゃく「自由の女神」が立っているのは見たし。ニューヨークの駅舎にも入って感動した。MOMAとか、セントラルパークも訪れることができた。あぁ、ニューヨーク、ニューヨーク。
びっくりするくらい寒かったね。あまりにも寒いので、現地のユニクロでネックウォーマーを買いました。
ニューヨークの冬がこんなに寒いとは。
学生の頃は、主にアメリカの西海岸の方にいました。大学があったのは、ネバダのリノという街。ラスベガスの北の方、砂漠の街です。車で4時間の距離にある、サンフランシスコにはよく行ってました。卒業した後は、1年間だけロサンゼルスで仕事をしていました。大学を卒業すると、就労ビザが1年間だけもらえるので。宝石アクセサリーを取り扱う会社で、広告用の写真を撮ったりなどする仕事。ロサンゼルスは冬でも割と温かいので、12月の週末にコインランドリーで洗濯をしに行くときに、半そでだったことを思い出します。ラテン音楽のラジオが店内に流れる中、古本屋で買った旧仮名遣いの夏目漱石さんの小説を読みながら、周りの会話が全部スペイン語なのですよね。なんだか、とてもシュールな光景で。現実じゃないような。
面白いですよね。そういう、日本では経験できない、海外での体験。シュールリアルな現実。
何が言いたいかというと、「旅がしたいなー」ってこと。あるいは、海外に住んでみるとか。
今、チェコ語を勉強しています。