『観光の力』読了。読書メモ後半

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今日はここから。
昨日に引き続き、『観光の力』を読んでます。

やよい軒で690円のからあげ定食を待ちながら少し読んで、食べ終わった後に読書メモを書いてたら、途中で誤って消してしまった。まぁ、そんなこともある。店を出て、少し散歩の続きを。ちょうど良い公園を見つけたので、そこで読書再開。初めてくる場所。今、6,621歩。

さて。読書メモ続き。

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バンクーバーのサステナブルな街づくり。
(お、スマホの予測変換がスラスラ出てくる。さっき同じ文章を書いてたからね)

ハイウェイを通すよりも、モノレールや電気運転バス、水上バスを選んだ。自転車やジョギングなども楽しめる街。歩いてみたいな。

目先の短期的な利益ではなく、長期的な市民の「幸せな暮らし」を目指した街づくりということ。これは、素敵だな。実現するには、みんなの理解と協力が必要だよね。当時12歳だったセヴァン・スズキさんの「どうやって直すかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください」というスピーチが胸を打つ。

こういう、人の心をひとつにするメッセージって、大事だと思う。そして、それを届けるのがPRの力だと思うんだよね。人の心を恣意的に曲げるのではなく、きちんと真実を伝えて進むべき方向を示すということ。人々の心をひとつにして、ゴールを目指す。

人間って、身勝手だから、自分の利益を優先しがち。そうではなく、きちんと全体の幸せを目指すべき。頭ではわかってるけどね。

「世界一グリーンな都市」を目指したこのバンクーバー、そこに住んでいる人に会ってみたい。

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「オーシャンワイズ」の認定プログラム。サステナブルなシーフード食材を使うこと。見た目だけではわかりづらい、環境に配慮した付加価値を、認定することで可視化する。安ければ良いという考え方からの脱却。

ファーム・トゥ・テーブル、ソールフード・ストリート・ファーム、イースト・バン・ロースターズ、バイブス・フォー・ヒューマニティーなどの事例。エシカル、フェアトレードがキーワード。

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また、外で読書をしてたら体が冷えた。カフェに移動。南千住のバッハへ。

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第6章、ハイダグワイ。ハイダ族の人たちがもともと暮らしていた島。ヨーロッパから持ち込まれた天然痘などの感染症によって、人口の95%が亡くなり、さらに文化や伝統、言語も失われつつあったが、近年なんとかそれを残そうと活動している。

日本の、明治維新の西洋化を連想させる。あるいは、現代のアイヌの人たち。民族の歴史を考える上で、参考になる事例。

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オカナガンのワインツーリズム。美味しくなかったが、行政によって守られていたワイン農家。それが、NAFTAの影響で、外から美味しいワインが入ってくることで、オカナガンのワインも本気で勝負をしなければならなくなった。

危機的な状況の中、人は本気を出す。
それまであった葡萄の木を捨て、新しく育て始めた。結果、世界一の賞を受賞する。

そういうストーリー。味と品質で勝負って、すごいな。そして、それは成功する。ワインを目当てに観光客が集まり、周囲に上質なレストランが増えたことで、そこに材料を提供する農家や果樹園も向上していく。ワインツーリズムから、アグリツーリズムへ。

チェコのピルゼンを訪れた時のことを思い出した。ピルスナービールをつくるために、それまでのビールを一度捨て、1842年に新しいビールを作り始めた。そのビールが、現在は世界で3分の2飲まれているビールのルーツになっていること。

ワインが観光を促進し、その地域の産業を豊かにする。

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最後は、プリンス・エドワード島。青山のカナダ大使館で開催されたイベントで、この島のことを詳しく教えてもらったことがある。赤毛のアンの世界。日本とのつながりも深いが、それだけでなく、そこには「本物」がある。オーセンティックであること。ハリボテの観光地ではなく、そこには本物の景観と文化と、人々の思いがあるから、観光地として人気なのだ。

観光地だと、ついつい余計な看板や標識を立てて、世界観を壊してしまうことがあるが、プリンス・エドワード島は違う。道路脇などに宣伝用の看板を設置するのは、禁じられている。また、街の中央にあるセント・ダンスダンス教会よりも高い建物は建てることができない。島の景観をみんなで守っている。

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プリンス・エドワード島は、以前から行きたいと思っていた。いつか、行けるだろうか?

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というわけで、今日はやよい軒で読み始め、散歩しながら公園で読み、最後はカフェバッハで読了。良い本でした。最後の章、プリンス・エドワード島で、北海道の芦別市とのエピソードや、震災の時のエピソードを読んで、泣きそうになった。

僕が、「オーロラ王国ブロガー観光大使」として、カナダのホワイトホースを訪れたのは、2013年のこと。犬ぞりや、スノーモービルで真冬の雪原を走った光景を今でも思い出す。もちろん、極寒の空に静かに輝くオーロラも。

『観光の力』を読んで、改めて旅がしたくなった。本で知ったこの場所を自分の目で見てみたい。また、自由に旅ができる時代が来ると良いな。


by t0maki | 2021-12-05 12:22