チェコビールの工場見学と美味しいビールの注ぎ方教室に参加

チェコビールの工場見学と美味しいビールの注ぎ方教室に参加_c0060143_10222761.jpg

エスティーワールドさんの旅大学のオンラインイベントで、チェコのプルゼニュ(ピルゼン)にあるピルスナー・ウルケルのビール工場見学を見学。ビールの注ぎ方を教えてもらいました。

2016年と2017年に私がチェコを訪れた際、この工場見学にも参加しました。なので、今回で3回目。日本から、オンラインでまたこの工場見学に参加できるとは。画面越しに懐かしい工場を見学しながら、教わったばかりの注ぎ方でグラスに缶入りのピルスナー・ウルケルを満たし、みんなで「ナ・ズドラヴィ」と乾杯。素敵な土曜の夜でした。

チェコビールの工場見学と美味しいビールの注ぎ方教室に参加_c0060143_10222951.jpg

注ぎ方講座で教わったビールを美味しく注ぐコツは、グラスをきれいに洗って、冷水に浸しておくこと。注ぎ方講座では、実際にピルスナー・ウルケルの工場の方が、綺麗なグラスと汚れたグラスとの違いを見せてくれました。

グラスが汚れている方は、ビールを注ぐとグラスの内側に気泡が付着し、泡がすぐグズグズになって崩れてしまいました。一方、きれいなグラスに注いだビールは余分な気泡が付着することもなく、上の泡もきめ細かくてクリーミーなまま。
ここまで違うのか、と。

あとは、ビールと泡の配分で、四つの注ぎ方があることなど。

それぞれの注ぎ方のカタカナ表記がこちら。

・フラディンカ
・シュニット
・ムリーコ
・チョフタン

フラディンカは、泡のリング。グビッと飲んだ時に、泡のリング模様がグラスに残るから、何口で飲んだかがわかる、と。一番スタンダードな飲み方。

シュニットは、ビールテイスティング用の飲み方。泡が多め。ビールが少なめなので、酔っぱらいにくい、と。

ムリーコは、牛乳の意味。泡だけのビール。苦みが少ないので、甘みを感じて飲みやすいそう。「ミルコ」って呼ぶ人もいるけど、元のチェコ語の発音は「ムリーコ」が正しいです。現地のガイドさんに確認して、確かめました。

チョフタンは、逆に泡をまったく入れない注ぎ方。ビールが空気に触れて酸化しやすいので、急いで飲むべし、と。

という、いろいろな注ぎ方。いろいろな飲み方があって楽しい。さすが、世界で一番ビールを飲む人たちがいる国。

画面越しにビールが作られている場所を見学しつつ、手元にはそこでつくられたビールがあるのって、なんか不思議で楽しい。特にそれがチェコだからなおさら。

またチェコに行きたくなりました。



by t0maki | 2021-11-14 10:22 | ライフスタイル>フード・酒 | Comments(0)