映画鑑賞会をやる場合はきちんと権利について理解しよう

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大学生の頃、映画の配給会社から正式にフィルムを借りて、映画の上映会をしたことがあります。一番安い、白黒の無声映画でしたが、それでもそれなりにお金がかかった記憶。

2018年に、ドキュメンタリー映画の市民上映会を開催した時も、きちんと正式に許諾を得て開催しました。上映会の日時や、会場などの情報を事前に申請して。

映画の上映会イベントとか、結構気軽にできそうなイメージかもしれないけど、権利の問題とか結構大変なのですよ。

ということで、「映画鑑賞会 法律」っていうキーワードで検索してみたら、ちょうどよい記事が見つかったのでシェア。


町内会でDVD鑑賞会をやりたい! レンタルしたDVDを使ったら著作権法違反?


レンタルしたDVDを使って、映画鑑賞会をやったらどうなるの?っていうこと。

まず、観客からお金をとって映画鑑賞会を開いたら、一発でアウト。それはやってはダメです。

では、無料の映画鑑賞会ならどうか?この場合、上映権はクリアできます。でも、頒布権でアウトです。家庭内での視聴を想定してつくられたDVDを使って、不特定多数の人が視聴する上映会を開催してはダメですよ、と。それは、有料、無料にかかわらず。

というわけで、映画の上映会を開催する場合は、きちんと配給会社から直接契約してやると良いですよ、と。市民上映会をサポートしているサービスもあったりするので、探してみると良いと思います。もちろん、DVDをレンタルして勝手に上映するよりもお金はかかりますが、正式なルートで上映会を開催すれば、お客さんも安心して見られますし、なにより犯罪者として捕まることがないですからね。


by t0maki | 2021-06-24 08:52 | Comments(0)