高輪築堤の見学会に参加
2021年 04月 12日

知人にお声がけいただき、高輪築堤の見学会へ。これはすごかった。まさか、こんな近くで見られるなんて。
明治5年に完成した、海の上の線路。当時、兵部省の施設が品川の海辺にあったことから、陸地に線路を通すことができず、わざわざ海の中に築堤をつくって、その上に線路を敷設した、と。
150年前につくられたこの高輪築堤は、とっくに無くなってたと思われていたけど、高輪ゲートウェイ周辺の開発整備で、偶然発見されたんです。そのニュースを聞いて、見に行ったんですけど、工事現場には柵があってなかなか見えず。なので今回、こんなに近くで見学できて、めっちゃテンション上がりました。








つい先日も、ボートで台場の脇を通りました。海の上からこんな近くで台場を見れるとは、感動しました。
そして、今回見学したこの高輪築堤も、実はこの台場と関連がある、と。
明治3年に着工して、わずか2年で海の中に線路を通すことができたのは、この台場をつくった技術や資材があったから。ほんと、すごいよなー。
昨年の3月頃まで品川で仕事をしていたんですけど、いろいろ調べたりしていく中で、面白いつながりとか、発見があったりして。その集大成が今回の見学会だったようにも思います。楽しかったー。
見学会の前半は、JRの方がパネルを使って説明してくれました。そして、後半は、港区立郷土歴史館の川上さんが解説してくれました。日本で一番古いと言われる信号機の跡とか。かっこいいです。
せっかくなのでこの高輪築堤、しっかりと研究して、かつなんらかの形で保存できたら良いなと思います。今後、どうなるんですかね。
by t0maki
| 2021-04-12 20:38
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