川から見る桜と、台場と、浜離宮

久しぶりに、家族以外の人と外で会って話をした。年明けに髪を切った時に、美容師さんと話した以来じゃないだろうか。

ここ一年で、世の中が大きく変わったけど、変わらぬ繋がりがあって本当に良かった。

オンラインでは毎日人に会ってるけど、相手の顔はほとんど見えない。すぐそこに声は聞こえるけど、その存在感はある意味希薄。メールの向こうの誰かと、あまり変わりがない。

こうやって、同じボートの上で、同じ景色を眺めて、時間と空間を共有できるのって、やっぱり良いなと思う。

花見をしました。ボートの免許を取ってから、毎年恒例の。かちどきマリーナを拠点として、ボートに乗って東京の桜を川から見る。

ボートを借りるのは僕ではないですけど、船舶免許は持っているので、途中で少し操船させてもらいます。6年前に取得した、二級小型船舶操縦士の資格。思い切って取得して、本当に良かったなと思います。この免許を取ってなかったら、今日見たこの景色は見ることができなかったんだから。

今までのクルージングの中でも、今日のは本当に最高でした。水面は凪いでて、暑すぎず寒すぎず、雲間から時折太陽の光も差し込んで、全ての景色が美しかった。中でも、台場をこんなに近くで見れたのは感動した。浜離宮も、この世のものとは思えないほど平安で、安らぎに満ちていて。

こういう時間を、これからも大切にしたいと思いましたよ。

今年も誘っていただき、ありがとうございました。