間違いを正すときになにがホントの間違いなのかに気づくこと

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人間であれば、誰でも間違いはある。
間違いを正そうとして、別の間違いを犯そうとした時に、そのもう一つの間違いがみんなの寛容で避けることができた、と。そんなひとつのエピソード。

サッポロビールの、LAGERがLAGARになってたビールね。

パッケージの表記を間違えたのは残念だが仕方ない。その上で、作った商品を大量に廃棄せずに済んだのは、良いことだ。

僕がウェブデザイナーとして仕事をしてた頃、20年くらい前の話ですけど似たような事例があって。コンビニに買い物に行った同僚が、パッケージに印刷されたキャンペーン応募用のURLが間違っているということに気づいて、現場が騒然となったんですね。我々は、キャンペーンサイトを制作。でも、パッケージをデザインしたのはどこかの知らない会社。

急遽僕らがその間違えたURLのドメインを取得して、サブドメインやリダイレクトなども設定し、その日のうちに正常に機能するようになんとか解決したっていう。問題を見つけて、チームが一丸となって動いて、緊急措置で解決できたという話。

うちらが解決してあげたのだけど、そういえば感謝の言葉はかけてもらえなかったな。まぁ、そんなものだろうけど。

いまだに、店頭でその商品を見かけると、その時のことを思い出す。


by t0maki | 2021-02-06 12:12 | Comments(0)