渋谷のMODIで本の世界を彷徨う

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渋谷を歩いていたら、目の前にMODIの入り口。正面じゃなくて、脇の入り口だったから、かなり唐突だった。

前回来たのは、いつだったろう?
一番最初に来たのは、ブロガーとして。スタッフさんに話を伺いながら、見学させてもらったのがはじめての来店。何年前?

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渋谷のど真ん中にあるのに、なんでこんなにガラガラなんだろう?コロナ禍の前から、こんな感じになってたよね。それがさらに加速した感じで。二階は全床が閉鎖中。空いてる店も期間限定のポップアップだったり。面白味のない店が並ぶ。フロア全部が古着の臭いだったりね。過疎化が進む地方のショッピングモールの様相。これでよいのか?

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まぁ、空いてる本屋は快適だけどね。平積みのラインナップと、背表紙を眺めつつ。ここは、店内のレイアウトも、置いてある本の内容も素敵なのです。ずっといられるし、山ほど本を買いたくなる。

見知った人の本があちらこちらにあるのを眺めつつ。チェコの本が無いかなと思ったけど、見つからなかった。そのかわり、中銀カプセルタワービルの新しい本があった。ちらっと僕の名前も載ってるので、嬉しくなる。

15年前頃、よく雑誌に僕の作品が載ってた。ガラケーの待ち受け画像作品。本屋やコンビニに行くと、大抵なにかしら掲載誌がある時期も。複数の雑誌に載ってたり、あるいは同じ雑誌に複数掲載されてたり。なんか、そういう私的でややアングラなクリエイターカルチャーが好きで、よく作品をつくっては、モバイルサイトを立ち上げてた。50サイトくらいはつくったはず。掲載誌は、150冊以上。それらのほとんどを本屋やコンビニで自腹で購入してた。

そういう時代もあったよね、と。

また、久しぶりに本屋と繋がったような感覚で、嬉しいね。しっかりがっつり、本になるような作品をまたつくりたいと思う。電子書籍も良いけど、書店にモノとして並ぶのはやっぱり良いよね。

by t0maki | 2020-12-29 09:13 | Comments(0)